移住して感じるスウェーデンの住みやすさ/住みにくさ

スウェーデンの住みやすい点・住みにくい点 スウェーデン

どんな生活になるかと楽しみにして始めた移住生活

当たり前ですが海外で暮らしてみると、日本生活との差を日々感じます。

実際に住んでみたからこそ分かることもたくさんありますよね。

これまでの暮らしの中で気づいた、

  • 住みやすいと感じる点
  • 住みにくいなと感じる点

を実際に過ごしてきた移住者視点で紹介していきます。

私の私見が多く盛り込まれているのであくまでも参考程度にしていただければ幸いです。

住みやすいと感じる点

移民に対して寛容

スウェーデンは国民の約20%が外国生まれの人で占められており、これはOECD加盟国でも第5位(2019年)となります。

そのため移民に対するサポートが整っている印象です。

具体的には移民に対するスウェーデン語教育が無償というものです。

その他には就職するための専門トレーニングコースなども整っているようです。

これは移民にスウェーデンで学び、いずれ働き手になってもらうためだと考えられます。

いろんな国の人が多く、私の住んでいる地域では東・東南アジア圏の人も少なくない印象です。

そのような人たちもスウェーデンで生まれ、育つことで
スウェーデンネイティブであるということはよくあります。

だから見た目だけでは誰がスウェーデン人で
誰が外国籍の人なのかは話してみないと分からないといった印象です。

私もまずはスウェーデン語で話しかけられます。(だから早くスウェ語を使えるようにならないと。。。)

見た目だけで判断しない。
当たり前ですが、日本では中々醸成されにくい心構えかもしれないと自省しました。

英語が多くの人に通じる

スウェーデン人の英語力指数というのは世界でもかなり上位に来ます。

なので私の訪れた限りでは、よほどの田舎町に行かない限りはスーパー等でも英語が通じます。

とはいえネイティブではないから小難しい言い回しをされたり、
話すのが早すぎて聞こえないといった障壁が少ない。

英語能力向上という観点では、
この環境は英語が主言語の国で過ごすよりも少しハードルが下がるのでは?と感じました。

電子化したスマート社会

スウェーデンでは居住する人全員にパーソナルナンバー(Personnunmer)が付与されます。

また、このナンバーを利用したBank IDという本人確認システムがあり、
これらが非常に広い範囲で利用されています。

(銀行で登録ができるからBank IDといいますが、銀行以外の本人確認にも広く使われています。)

例えば、病院への通院記録や医師との会話内容などが
パーソナルナンバーで紐づけられているweb上のマイページで管理されています。

子どもの情報も親ならここで確認できるので、見直したい時などは助かります。

その他にも

  • 車の購入時の本人確認
  • 育児手当などの申請
  • 年末調整
  • クレジットカードの登録
  • お店の会員登録

などなど。

お店の会員登録は、クレジット/デビットカードとお店の会員情報を結びつけて行うので非常に便利。

そのカードで支払いをするだけでOKなので会員カードを持つ必要なし!

日本では、会員カード忘れるということや、
単に探すのをめんどくさがっていた私にとっては非常に良いシステムです。

また、個人に割り当てられるwebポストのようなシステムがあり、
役所からの書類や保険会社などの手紙がここに送られてきます。

全部web上で管理できるので紙が貯まらないし、
紛失する心配もないので非常に助かるシステムとなっています。

子供に対してのサービスが手厚い

基本的に子どもは教育費が無料です。

また、学校で使う文房具や教材なども全て無料とのこと。

ただし、

  • 私立のインターナショナルスクールなどに通う場合
  • 3歳になるまでの保育園

は授業料がかかるみたいです。

また、子どもは医療費が無料です。

病院の診察代、検査代、薬代など子どもの医療に関わるものは基本的に無料となっております。

こちらの記事で育休についても紹介しているのでぜひ参考にしてください!

親切な人が多い

これは本当に私の主観ですが、親切で良い人が多い印象です。

  • (特に天気のいい日は)知らない人にも挨拶
  • 店員さんは笑顔が素敵
  • みんな赤ちゃん大好き、めっちゃ声かけられる
  • ご近所さんもフレンドリー

などなど、今のところは良い印象が強いです。

最近なんかも私が街中で、コートのフードがリュックの紐に挟まっているのを直そうとモゾモゾしていたら

「手伝うよ!」

って親切なおばあちゃんが手伝ってくれました。

冬はめちゃくちゃ寒いけど、そういう親切ってなんかホッコリしますよね。

住みにくいと感じる点

夏と冬で日照時間の差が大きすぎる

高緯度に位置する国のため、夏と冬で日照時間が大きく異なります。

夏至(6月):3:30- 22:00

冬至(12月):8:45- 15:00

冬は寒くて大変ですが、それよりも日照時間が短くてずっと薄暗いのが辛いという人も多いです。

冬のスウェーデンで凍った湖と太陽

↑12月の午前11時頃の写真

太陽が本当に高く登らない!このまましばらくするともう夕日って感じなので本当に太陽が恋しくなります。

その分夏は存分に太陽を楽しむぜ!ってなるヨーロッパの人たちの考えがよく分かります。

晴れた日は日光浴したくなりますもん。

ところが日差しがなかなか強いのでジリジリ焼けていくのが感じられます。

日焼け止めは必須です。油断するとひどい日焼けになっちゃいます。

ちなみに真夏の夜は完全に真っ暗になることはありません。

太陽は沈んだのに、うっすらと明るい感じがします。空が少し青っぽい感じ。

夏冬で変化が大きいのは面白いですが、なかなかにしんどい部分があるのは否めないですね。

レストランが高い

レストランは基本的に高いです。

元々の値段はもちろんですが、消費税も高い。

特にお酒を頼むと一気に値段が跳ね上がりますね。

基本的には自炊が必須になります。

というより、むしろ日本のお店が安いなって思う今日この頃。

あれだけのクオリティであのお値段はどう考えても安すぎる。

やっぱり日本のご飯は最高ですね。

月あたりの生活費についてはこちらで紹介しています。

公共交通機関の信頼度がやや低い

SJという長距離鉄道があり、ストックホルムにいく時などに使用します。

他の長距離鉄道がなく、電車で移動したいとなったらこれを使うことになります。

他の選択肢がないにも関わらず、このSJが頻繁に遅延したり、
挙げ句の果てには運行中止になることもザラにあります。

だからこの時間に確実に目的地に着きたい、といった場合には本当に不安な気持ちになります。

Flix busなどの会社が出しているバスの方が確実なので、
特段の理由がない限りはバスを利用するようにしています。(そして安い)

医療へのアクセスが悪い

医療は整っているのですが、緊急を要するものでない限りは医者にかかるのが難しいという話をよく聞きます。

スタッフ不足という話も聞きますが、基本的にはあるがままにして
無理な治療はしない、といった考えもあるとのこと。

福祉が手厚い分、多くの人をカバーするには無理があるのですかね。

しかし、一度医師にかかることができてやりとりが始まれば、整ったシステム・サービスの恩恵を十分に受けることができるので、物事は一長一短なのかなと改めて感じます。

【まとめ】スウェーデンの住みやすさ・住みにくさ

どの国でも良い点悪い点があると思います。もちろん日本にも。

外に出て改めて日本のサービスの質や信頼度の高さを身に染みて感じる良い機会になっています。

あとは日本食の美味しさ!

国ごとに特色がある中で、自分の性格や目指しているライフスタイルなどのために適した国に住むことができたらより幸せな生活につながっていくのかなと感じます。

では Hej då!

参考:
EF English Proficiency Index
Stockholm daylight hours

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